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「2000年」の巻
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【ダンサー・イン・ザ・ダーク】 帰国してすぐビョーク主演の映画「ダンサー・イン・ザ・ダーク」見に行ったんだけどこりゃすごいね。。ちょっとハッピーエンドではないからあまり人にはすすめられないんだけど。 ビョークは以前から注目していたアーチストなんだけどビョーク演じるセルマ、この役がホントに演じてるの?ってぐらい演技がうまい!! 演技というかそのままの彼女自身が描かれている気がするね。ある意味この役にビョーク自身取り憑かれちゃってるよ。 僕が特にぐっと来たのは電車のシーン。ここはサイコーでしょ。 いつもビョークの歌は直に響いてくる感じだね。というか美、を超えてるんだよね。彼女の存在って。。なんか人間の油臭い部分と衝動的な部分が渾然としちゃってて、しかも直、な感じ。 なんだろう、たとえるならばNHKのニュースと対局の位置にあるもの、とでもいうのかな。 ものを作るタイプには色々な人がいるけど彼女なりのテンションが素直に伝わってきて今の日本にどのような形で受け入れられていくのかちょっと興味があるな。ああいう個性の出し方って日本ではあまり美しい、というか美徳からかけ離れてとらえられる傾向がある気がするから。 こないだ見に行ったスティングのコンサートやNYのミュージカルも感銘を受けたけど、音楽シーンでは現存しているアーチストがんばっているよね。 僕は僕なりのテンションで頑張らなければいけないし、自分でそれをコントロールしながらやらなければね。。こつこつと・・・ 2000/12/28 >> トップへ 【日本に戻ったよ!】 お友達でクリスマスにゴスペルききにいったんだってひとがいたけど、けっこう良いらしいじゃない?僕はなかなか行く機会がないんだけどね。ことしはNYにいたにもかかわらず聞きに行かなかったなぁ。 それで、そのお友達と宗教やクリスマスの話しになったんだけど、お友達曰く、宗教の違いがよく分からないって。たしかに日本における宗教がある点区別がつかないというのはその通りかもしれないね。本来宗教は土壌や風土、気候と密接な関係があるんじゃないかって僕は思っていて、元々仏教が多湿な植物の多い土壌の宗教だというのも、イスラム教が砂漠の宗教だというのも風土と非常に密接だということで納得が行くところなの。その土地に住み、自然に敬意とおそれを感じ、いかに人間の欲望と願いと自然とがコミニュケーションを取れるかというところから始まっているものが多い気がする。 禅宗はその点日本の風土にかなり近い形で根付いたような気がするな。だけど基本的に日本は外来宗教が多いから、そもそも他の土地で生まれた宗教を布教するのは良いんだけどその土地と風土も環境も違うのにそれをコミニュケーションツールというか、現地と同じようにして信仰しようというのは多少無理があって、それが違和感を生み出しているんじゃないかな?日本はつい50年前まで生き神様を持っていた国だからその価値観が戦争でひっくりかえされてなおかつ戦後の工業に支えられた日本経済の土壌に育ち、仕事が分業化されすぎたために大自然なんて直接関係ないもんね。 特に現代の日本宗教、文化を考える上で重要だと思うのが敗戦体験によって価値観の崩壊があった世代の文化だということ、もうひとつは戦争がアメリカに負けた、ということだと思う。僕はもし二次大戦後の占領がアメリカではなくフランスやイタリア、もしくはインドのような国だったら、ってよく考えるんだけどきっと現代の日本文化に全然ちがう風を吹き込んだだろうね。 宗教と美術は非常に密接なつながりがあるのでどうしても素通りできる問題ではないからもっと沢山言いたいことはあるんだけどまたの機会に。 ことしは海外が多かったので来年はじっくり制作に励みたいと思ってます。僕もいずれ海外に住むことになりそうだけど日本に生まれて育ったことを誇りに思えるような仕事ができればいいなって思ってるんだ。でも実際「愛国心」なんて言葉、今の日本で使うとちょっとヤバいけどそんな言葉が自然な国でいて欲しいと思う。でもイタリアの国旗を見るとどうしてもそっちの方が10倍ぐらい愛国心をかき立てるんだよね(笑)イタリア大好きだし。。。それはそうと、正月返上でしごとだぁ・・・ははは。がんばろ。じゃね^^;。。 2000/12/26 >> トップへ 【ムキムキマッチョ!】 今朝の気温が体感温度でマイナス34度だぁっ!これは今まで生きてきた中で最低気温だね。ここ2〜3日のデトロイト近辺の気候は「強風を伴う吹雪が五大湖付近から東部のアパラチア山脈や北東部に向け移動し、大寒波が、中西部ノースダコタ州やミネソタ州とカナダの国境付近から、米南部のジョージア州までを覆い、ノースダコタ州ビスマルクでは夜半から未明にかけ、気温が約マイナス51度!!まで下がり」って・・・寒すぎ!!こりゃ生きてこの町を脱出できるのか?冷凍庫より寒いってあんまり経験したこと無かったから貴重な体験かも・・・ TVでは相変わらず通販の筋肉ムキムキお兄ちゃんが腹筋鍛えてるし、クリスマスの劇画チックなアニメもたくさんやってるねぇ。 1月20日から仙台で小さな展覧会をやるからそろそろ帰国準備もしないと。たくさんの取材、良い物も見たので今後の活動に期待してください!では。 2000/12/22 >> トップへ 【夕日のエントツ】 東京のアトリエでは夜絵を描くことが多いし、昼間は画面が反射してしまうから、カーテンを引いて作業してるの。だからドラキュラみたい。その生活といまは全く逆だなあ。そとはもう雪が50〜80センチぐらい、おとのない世界。。夕日の遠くにデトロイトの工場のエントツが見えて、しろいけむりがモクモクってでてる。風が吹くとつもった雪がそのまんまサラサラってくうきに舞ってとんでっちゃう。。このまえ見かけたリスちゃん、どうしているのかな。こんなにさむいのに。。 2000/12/21 >> トップへ 【にっぽん?】 日本に興味のあるアメリカ人はけっこういるみたい。 ハーバードで聞いた話なんだけど、アメリカって特に歴史のない国でしょ。まだ歴史っていっても300年足らずだから、唯一アメリカにない物、それが歴史みたい。日本人の僕なんかから考えるとちょっと気が付かなかったけれど、アメリカ人にとっての日本は歴史ある国で、東洋における一つの文化の確立された国という点で興味の対象にあるみたい。だからハーバードには日本研究室っていうのさえあるんだって。だからといって今の日本に興味があるかというとどうかね。パリで見た「ジャパン・キッズ」と言う番組では現代日本のアニメなどの「おたく」文化が取り上げられていたけれど、現代日本文化を考える上でサブカルチャーは実は重要な位置を占めているんじゃないかな? 浮世絵だって江戸の当時はサブカルチャー的存在で二足三文だったのをフェノロサだの岡倉天心なんかが集めて今のボストン美術館に集めたわけだから(もちろん一級品も多数あるけどね)いま海外から見て価値のある文化、興味の対象になり得る現代日本文化ということではアニメ、ゲーム、だよね。だんぜん。。。 そういう物がたくさん海外に影響を及ぼして、あと300年後には美術日本館に浮世絵のごとくピカチュウやドラクエが飾られるのかもしれない・・・ その点で僕のやっている油絵は非常に肩身が狭いよね。まあ自分がやりたいようにやるしかないんだけど。 物の価値は偏見や時代の流れも作用してホントの価値が分かるのは100年ぐらいしないと分かんないような気がするから僕も100年後目指して良い物つくりましょ、と。では。 2000/12/20 >> トップへ 【ルーク君とお友達】 無事デトロイト・アンナバーに到着です。やはり格安の航空券で乗り継ぎで来たためにボストンから計10時間近くかかってしまった・・・ 長いフライトと待ち時間は頭がガーンとしびれる感じです。シンシナティ空港で小型バスのようなジェット機に乗り換えるときに日本で「NoVA」の講師をしているというルーク・カストロ君とお友達に。 ルークはデトロイトのお友達に会いに同じジェットに搭乗とのこと、暇なので色々話していると彼は表参道のNoVAで英語を今も教えていて、こちらにはバカンスで来ているみたい。 「「ヘイ、ルーク。YOUはどんな女の子がタイプなんだい??」」 「ワタシの好みは”ビッグ・ヘッド”で”ロングヘアー”の女の子でぇす!」 「「え?それってデカ頭ってこと?おまえちょっと変わってるねぇ」」 「ワタシちょっと趣味ストレンジ?変わってまぁす!」 はぁ〜〜やっぱ日本に興味があるなんてアメリカ人はちょっと風変わりなのかなあ。。まあいいや。日本に帰ったらルークちゃんとあそびましょ、と。 夜のデトロイトは雪がこの2週間で降ったみたいでまるで別世界。オレンジ色の街灯の下、ダイヤモンドダストがきらきら音もなく輝いているよ。。鼻の粘膜が凍り付く、痛いくらいの寒さなのでモハメド(インド人)のタクシーで我が家へ。。明日はちょっと休憩するかな。日本は暖かいのでしょうか?では。 2000/12/20 >> トップへ 【竜巻接近!?】 暖かい南の風が潮の香りを運んでくれて、今日は久しぶりにマフラーなしで過ごせそう。とても天気がいいのでビーコン・ヒルという絵になりそうな煉瓦造りの町並みに行き、絵になりそうなところを取材。。。。しかし、異様に生ぬるい風・・・それもそのはず、なんと巨大竜巻急接近!!夕方から夜にかけて暴風、暴雨、窓がガタガタ雨はゴウゴウ固まりで降ってくるし、いやあ、びっくりしたぁ。海外は何が起こるかわからん。。。 NYでもこんな日が一日あったなあ。バッテリーパークっていう自由の女神が見える公園にいったときは風のすごい日で波が津波のよう。。海岸にあるベンチだの双眼鏡だの、波をもろにかぶって恐ろしい。。。こんなので怖がっていたらとっても漁師にはなれんな。(ちょっとあこがれてたんだけど)(笑) あすは我が家デトロイト・アンナバーに帰ります。アンナバーの気候はもう雪が20センチもつもっているらしいから飛行機だいじょうぶかな?それよりも竜巻の後遺症で飛行機、欠航にならなければよいのだけれど。では。 2000/12/19 >> トップへ 【超巨大ロブスター!】 食いしん坊だから、どうしてもロブスターが食べてみたくって。それも日本ではなくて本場のしかも安くってでっかいやつ。。。こういうときはまず市場に行くのが基本。世界の市場を見るのが趣味なのでボストンはどうかなぁ。。。。?情報によるとロブスターのおろしのマーケットがあるそうなので早速マーケットに直行。海沿いの黒い倉庫のような小屋に「ジェームス・フック&コー」の文字が白い板で張り付けてある。ここだね。ロブちゃんいますかー? 中には沢山の水槽と海の男数人。手前の水槽には水族館級の超巨大なロブちゃんが!!!でででかい!!食いたい、と言うよりは見ていたい!胴体だけでラグビーボールくらい?これいくら?あ、そう、ロブちゃんは量り売りなのね。しかしここはレストランというか食べる場所は無いじゃない?。くっそー、家にキッチンが付いていれば絶対買ったのに。もうちょっと小さいやつ。 茹でてくれるみたいだからそれでも良いんだけどこの寒空の下、海岸のベンチで巨大ロブスターを食べるのもちょっとねぇ・・・。橋の向かいにカニとロブスター専門の掘っ建て小屋「バーキング・クラブ」があるので夜、出直しだね。 「バーキング・クラブ」は店のお姉ちゃんがいかにも海の女って感じでキップがよくって楽しい!天井は黒いビニールだし、巨大な浮き(?)なんかが店内にたくさん。海の家海外版って感じ?!やっとロブスター食ったよ。アラスカ・キング・クラブというたらばガニと毛ガニを足したようなカニも。こちらでは溶けたバターにつけて食べるのが一般的みたい。僕は単なる塩ゆでで十分なんだけど。この店は安いし雰囲気も良いからちょっとおきにいり。また来たいなぁ。。。それにしても、満足、満足。。ここのお勘定、誰が支払うんじゃーー!!?またね。。 2000/12/17 >> トップへ 【絵画とエンターテイメント性について】 今日はちょっとおかたい現代美術のおはなし。 現代における絵画というジャンルは非常に枠に括りづらくなっていて、広い意味ではデザインやアニメーションなども含まれているし、漫画や絵本だって絵画の一部だから「現代絵画」なんて言い方は誤解を招きやすいのだけれど、いわゆる現代絵画に代表される美術作品群はエンターテイメント性に乏しく分かりづらいといわれる作品が多いよね。。 これは僕自身の考えなのだけれど、現代における芸術の大量発注者は大衆であるし、その大衆に受け入れられることを前提に作品をつくることは芸術家にとってある程度は意識しなければいけないことなのではないか。先進的な芸術は「わかりずらい」とレッテルが貼られることもあるけれど、それはその作品が分かりづらいのではなくて、単にエンターテイメント性に乏しく、大衆に見てもらう、という意識に欠けていてなおかつ自己満足的なものになっているからにすぎないのではないか。だからほんとうならば新しくて良い物ならば自然と大衆に受け入れられ、年代に偏りがあるにせよどポピュラーになっていって当然なのだけれど、現代絵画の一部はそのジャンルや業界内での歴史を作っているだけなのではないか。 NYでミュージカルを見たときにエンターテイメントと芸術は両立しうるものだと思ったし、また、僕の作る作品もみんなが見て楽しいものであって欲しいし、どきどきしたり、喜怒哀楽を感じたり出来る作品を作りたいともおもっている。 何でこんな話を急にしたかっていうと、海外は自分のやりたいことや嗜好、価値観の見直しに非常に客観的になれる場所だから、ついつい色々書きたくなっちゃうんだよね。 僕は(今のところだけど)美しくって、エンターテイメント性があって、ドラマチックで、自分の嗜好にあった作品が作りたいな。 これからもっといろんなこと学んで、日本のためにがんばりましょ、と。 追伸。。今日はハーバード大学内のフォッグ美術館、サックラー美術館、中庭の美しいガードナー美術館を見学。中庭がうつくしかった。。。では。 2000/12/17 >> トップへ 【なんでも鑑定団?】 メルヴィル作「白鯨」は、まだ僕の家にテレビがなかったころ何度も読んでいるから良く知っているし、ナンタケット島は鯨の脂を燃料にしていていた時の基地なのでちょっと行ってみたい気分。昔は鯨の頭の部分にあるあぶらを樽に詰めて燃料にし、肉の方はそのまま捨ててたって話だからもったいないよね。。お土産やにある絵はがきで見るとケープコッドはいろんな種類の灯台があるらしい。ゆったりとした海岸線に砂浜。ホエールウォッチング6時間、ケープコッドまでは片道3時間。行ってみたいのは山々なんだけど船酔いが・・・。どうしても進んで乗船したい気分になれん。ま、鯨みれたら満足はすると思うんだけど。それよりもこの寒さで島に行って何するんだ・・・・? 海に近い場所にあるアメリカ一の老舗「ユニオン・オイスター・ハウス」で牡蠣を試食。ここまで来て海産物食べない訳にはいかないでしょ。オイスター・ハウスは、まさにいい味だしてるお店だね。ディズニーに出てきそうなクラシックな外観と、中にはロブスターの水槽、カウンターには船長のような風貌のおじいちゃんが目の前に山積みになった牡蠣や青柳(の一種?)を捌いてくれて、雰囲気満点。牡蠣は白ワインでいただきたい所だけど、ここはボストンの地ビール「サミュエル・アダムス」でのどに流し込み、さらにマッセ(ムール貝)注文。ガーリックとバターだけのシンプルな味付けでほんとこれだけで十分・・・。といいながら目の端で水槽にうごうごしているロブちゃんを観察。くそう、明日こそ食ってやるぜ。 その後NY美人秘書(笑)に教えてもらった骨董街を探索。磁器で出来た18〜19世紀のナポリかドイツ、フランスものの人形があれば欲しいと言う人がいるので何軒かまわっていくうちに発見!。指が欠けているのはこの時代のものだとある程度しょうがないとして、問題は人形の裏のマーク。この剣が二つ交差しているマークは確かに磁器で有名な「マイセン」・・・しかしちょっと刻印が薄いのが気になる。偽物??本物???結局お店の人に聞いてもはっきりした答えが返ってこないまま購入。ま、さほど高価ではないので大丈夫でしょ。僕の目も肥えてることだし。(アヤシイ!!) しかしほんと美しい街。ビートルズの歌が似合いそうだとおもうのは僕だけかな?煉瓦作りの町並みに出窓風の家。屋根はとんがり帽子のような家もある。。。今度は緑の季節に来たいね。では。 2000/12/15 >> トップへ 【鯨の海】 低い雲を抜けて着陸20秒前にいきなり黒い海・・・。雪のボストンに到着です。鯨で有名なケープコッド国定海浜公園や、ナンタケット島が近くにあるし、ロブスターで有名なメイン州もすぐ近くだからすぐ桟橋のある港に行ってみた。雪が雨に変わっていたけれど、港は寂しい感じが全然なくって、カモメやホエールウォッチングのための船が停泊中。この海の先に鯨がいるのかな。なんか小樽にちょっと似ているなぁ。 雪があるにもかかわらず暖かい街の印象だよ。街ゆく人も学生が多くってほのぼのしてる。NYはちょっと冷たくてドライな所があるからそれはそれでいいんだけど、ボストンは治安も良さそうでほっとするなぁ。かわいらしい地下鉄に乗車。ホームと線路に段差がないし、タイヤで走っていて観光電車みたい。それにしても学生多いなぁ。大学沢山あるからね。午後到着したからそれぐらいしかみれなかったよ。また明日。 2000/12/15 >> トップへ 【アトリエ作業】 今朝の便でボストンに出発予定。。しかしちょっと遊びすぎ。仕事しなきゃ。画家は描いてなんぼ、だからね。 良い仕事、良い遊び、リズムが大事。僕の場合あんまりアトリエ作業を離れていると不安になるからね。来年はがっちりアトリエ制作に励みたいなぁ。 しかし昔の人はどうやって描いていたんだろ。人それぞれだとはおもうけど、僕の理想としては、毎日規則正しくサラリーマンみたいに描くのがいいなぁ。 でも、なかなかそうは行かないところがくやしい。アングルなんかは一枚の絵に何年もかけて描いてるわけでしょ?中だるみや気の乗らない日だってあるじゃない?通勤で会社に行っていたら、ある意味何とかなりそうだけど、(そんなことないか)自分一人でやる作業ってのはみなさんどうなさっておられるのでしょうかねぇ。じぶんのお尻どうやってたたいていくのか聞いてみたいものです。・・・ではまた。 2000/12/14 >> トップへ 【ダチョウの卵一個おかいあげ】 松永です。今日はチャイナタウンでお食事。安くて美味しいお店は経験と直感で分かるようになってきたので、チャイナタウンをうろうろ。「地元の人が沢山入っていて」、「活気があって」、「店の親父の顔が美味しそうな(?)」ところ・・・う〜ん、この店かなぁ?中国人も沢山入ってるし、店のお兄ちゃんが2〜3人なれた手つきで北京ダック(?)をさばいているぞ?活気有りとみた!。とりあえず水餃子、牛骨活気麺(こんなような名前の麺だった気がする?)を注文。しばらくして兄ちゃんが運んできてくれたのは、まず牛骨活気麺。はぁ〜〜ラーメンなんぞ久しぶり。。このとろみのある半透明のフカヒレスープっぽいスープから立ち上る湯気。。シュウマイだか餃子だかわからん具。。これぞ中華!?さて、めんをたべましょ、と、麺、麺、・・・なんだ?この麺は?こりゃビーフンじゃないの?この超細くてよれよれで茶色いのが中国五千年本場?しかも1分足らずで麺ふやけて倍増?食いきれ〜ん、がしかし美味しい!そのころ水餃子到着。麺と水餃子のスープ一緒だねぇ。しかしこの羊の脳味噌に似ている水餃子のお味は?なかには小指の先ほどの大きさにぶつ切りにした半煮えの肉が!こりゃ美味しいわい。この器もちっちゃい割に底が深くって異国情緒をそそるなぁ。ふぅ〜腹いっぱい。・・・ってここはNYだっけ。 ソーホーまで歩いていこっと。画廊が沢山あるって聞いてるし。ソーホーはさぞかしハイセンスな街なんだろうなぁ・・・きっと。リトルイタリーを横目になんだかアメ横と秋葉原が合体した地区に・・・なんか治安悪そう。ってここもうソーホーじゃん!ハイセンスな街は?画廊は???画廊、がろーぅ何処ぉ?ん、あった!しかし、しょぼいなあ。ソーホーってこんな感じなんだぁ。銀座やパリの5区の画廊街の方がそれっぽい感じ。あ、シャネルがある。シャネルあればなんか安心。 しかしこの「地球の歩き方」の背表紙の周りについてる青いインクなんとかなんないのかねぇ。立ち止まってこれ見てると旅行者バレバレでハズカシー!。犯罪をおのずと招いてるんじゃないかって思えてきた。 お、この店いい感じ!中にはいると動物の骨や剥製がぎっしり。蝶々や昆虫標本、化石、鹿やオカピの角(?)、エボリューションって名前のお店なんだけど、僕が欲しかったのはバットの骨格標本。ちょっと高いのであきらめてダチョウの卵一個お買い上げ。なにに使うんだ?割らずに持ち帰れるの?・・・地下鉄も良いけどきょうはこのまま歩いて帰ろうっと。 2000/12/13 >> トップへ 【ヘアーサロン】 今朝のNYは霧。窓からはビル同士が隣接しすぎていて空を見ることが難しいので、首をガラスにくっつけて空をみると朝焼け。外に出てみるとオレンジ色の朝焼けと霧の中からワールド・ワイド・プラザの光るピラミッド状の先端が・・・これはちょっと映画ブレードランナーっぽいぞ?!。 デリ(デリカテッセン)でお昼ごはん。緑の生野菜やフルーツ、ローストしたでかピーマン(あれなんていうの?サーモンっぽい質感だったから勘違いしてたけど)おいしそうなおかずがずらっと並んでいて、自分でプラスチックケースに欲しいだけとって食べるやつ。おきにいりは生のブロッコリーかな。ブロッコリーって生で食べれるんだね。ポリポリポリっ・・・て犬歯のあたりで噛んでたべるとおいしーー!新橋のアトリエの近くにもこういうお店があったらなぁ。でも東京でも日比谷のビル街に住んでるから、NYのビル街も異国情緒あんまりないんだよね。そういう意味ではデトロイトの田舎はワイエスの「クリスティーナの世界」に出てくる草原にコンクリートの高速道路と凍った池を足した感じだからね。でも-15度の世界はちょっと・・・バナナで釘が打てるでしょ?。(ちょっと例えが古すぎ?) そういえばあそこのヘアーサロンも笑っちゃったよ。髪が伸びてたから探してたんだけど、ちょうど-10度の日に外歩いてたら凍ったマドの中に暖かそーぅな赤い絨毯や金のクリスマスの飾りが見えるヘアーサロンがあって、しかもブロンドのカワユイお姉ちゃんが3人ぐらいたのしそーにヘアメイクしているじゃない!?ここだぁー!!って入ったらやっぱり金髪のお姉ちゃんが「なにかご用ですか?」ってそりゃ髪切りたいんですって言ったら「ちょっとお待ちを」っていって奥から出てきたのが、10分前まで古時計の修理やってただろ!って感じの老眼鏡かけたおじいちゃんで、しかもこっちがなにいっても「I don't know....」って、そりゃこっちのせりふだっていうの。しかもカット時間わずか5分!入隊したての新兵さんじゃないんだから・・・完成はユニバーサルソルジャーみたいな髪型。。。ま、いいんだけどね(笑)。 NYはミレニアム行事でグッゲンハイム美術館もMOMAも常設展示が少ないのが少し残念。グッゲンハイムのアルマーニ展は最高だったんだけど。明日はソーホーに行ってみます。では 2000/12/12 >> トップへ 【先進国?】 まつながです。12月の日曜のタイムズ・スクエアは混んでるなぁー。弟に(社会人なんだけど)XーメンのフィギュアをNYみやげに頼まれていたのを買いに行ったら、オモチャ屋もクリスマスプレゼントを買う親でぎっしり。天体望遠鏡を抱えたおじさん、ディズニーストアの袋を両手に持ったお兄さん。アメリカ人はマメだなぁ。僕も小さい頃オモチャってこんなにもらってたっけ?ってぐらい買ってるよ。それにしてもオモチャでかすぎ。家が広いから良いんだろうけど。・・・ NYを黒い印象っていってた人がいたけど、ある意味その通りかな。建物自体は新しくないし、やたら上に高いし、街の外観だけを見ていたら先進的だとは言えないかもね。僕がNYをはじめとしてアメリカが先進的だと感じたのは、コミニュケートすることやディスカッションすることへの偏見や気後れがないところ。実際その点においては日本はかなり立ち後れているもんね。フランスはまた別の意味で個人主義が発達していて、それはそれで非常に住みやすいんだけど、人種のるつぼであるこの国が発展していくためにはどうしても乗り越えなければいけない壁なんだと思う。 日本は「進歩」=「便利になること」だと勘違いしてるふしがあって、モバイルの普及率やインターネットデバイドにおいて先進的かもしれないけれど、人間らしく生きることとは全く別問題で便利になりすぎてかえって退化していくんじゃないの?って思うときがある。 ・・・・・・はぁーーーなんで最近こんなに真面目なメール書いちゃうんだろ。けっこー楽しく生きてんのになぁ。画家の眼を通していろいろおもしろおかしく色彩豊かなメールにしようと思っていたのに。そんなにいろいろ書くと読み切れないもんね。いつも読んでいただいてどうもです。また。 2000/12/10 >> トップへ 【オペラ座の怪人】 ブロードウェイのミュージカル「オペラ座の怪人」を見るために44stのマジェスティックシアターに朝から並んでチケットを買った甲斐あって良い席!アンドリュー・ロイド・ウェーバーの音楽がまたミステリアスで最高。映画にもなってるよね。しかし映画はウェーバーの音楽担当で以前NHKで見て、えらく感動したのを憶えてるんだけど、ツタヤにあるエンリコ・モリオーネ音楽担当の「オペラ座の怪人」は最悪の出来で悲しい。。監督や音楽でこうも映画って変わってしまうのね、という代表かな。そのNHKでやった「オペラ座の怪人」がどこを探しても無いので、あれはどこに行けば見つかるんだろう・・・ 舞台は1861年のパリ。パリのオペラ座の地下に住むといわれる怪人から一通の手紙が・・・。怪人は歌手クリスティーンに惹かれ、彼女にも自分への愛が芽生えることを望み地下へ閉じこめようとするのだが・・・あとはご存じの展開。10年のロングランというだけあって最高の出来だねぇ。オリジナルのテイストもそのままだし。しかしオケもそうだけどやっぱ「生」はいいね。情報量が違うっていうか、微妙な呼吸や振動がカットされずにそれを全部うけとめて味わう感じ。僕が人物画を描く時に写真ではなく「生」のモデルにこだわるのも同様の理由かも。圧倒的に写真とは情報量が違ってそれを自分のセンスでくみ取る作業が快感なのかもしれない。。きっと。ミュージカルは嫌いなはずだったのに。こんなにはまるとは・・・予定を変更して(予定なんか元々無いんだけど)ライオン・キングかフォッシーか美女と野獣でも見に行こうかしら?? 2000/12/10 >> トップへ 【シナボン】 アメリカのチェーン店の一つに「シナボン」ってお店があって、焼きたてのもっちりふわふわなシナモンロールを食べさせてくれるんだけど、これは結構美味しいね。。あたたかいシナモンの香りと上にかかったあまーいソースが(これまた歯が垂直に抜けおちるだろ!ってくらい甘いんだけど)いい感じ。日本にあるのかしら? 画家としてNYに来たからには一度は見ておきたかったメトロポリタン美術館を見学。でかい美術館はルーブルもそうだけど体力がいるよね。一日がかりになっちゃった。最初のエジプトコーナーで石器の細工の細かさに感動してたらミイラとかスカラベとか僕好みなものわんさとあってこの時代だったら間違いなくミイラ職人になっていたかも。 僕の好きなイタリア中世絵画やフランス中世ものも充実。でも本場のルーブルやクリュニーで見る方がやっぱ雰囲気というか、迫力がちがうよね。建物も歴史あるし。メトロポリタン美術館はアジアコーナーが充実していたのがうれしい。パリのギメ美術館(アジアもの)がいつ行っても改築中だったので新鮮。・・・でもインドやタイやミャンマーの彫刻はいいねぇ。かっちょいいっていうか。エロチックっていうか。ヨーロッパの彫刻って見方によってはかなり変てこなポーズでしょ?(かってなことばかりいってしまうけど)アジアものって動きが少ない分、別の意味で躍動してる。僕のアジアの血が騒ぐのでしょうか? 血で思い出すのがスペインのグラナダのアルハンブラ宮殿!あそこは良かったなぁ。あそこの宮殿のテラスから雨上がりのアルバイシンを見たときはっきりと自分にはアジアの血がながれてるって自覚できたよ。僕が自分の価値観に先天的なものを発見したのもこの時かな。それ以来価値観や嗜好、記憶というものの一部は遺伝するんじゃないか、って本気で考えるようになったの。この考えは今も変わっていなくって、僕自身の芸術家としての基本的なスタンスの一部でもあるよ。これを話し出すと長いんだよね。・・・ でもまあ国自体にそれほど歴史がないのに良くこれだけのものを集めたって思うよ。要するに良いものをとってきてしまう訳じゃない?。それってすごいことだよね。お寺一軒移築したコーナがあったし。お寺の人はどうしたんじゃろ?、って考えちゃうよ。日本がバブルの時に海外の美術品を買いあさってると 批判を浴びたけど、おいおい、そんなこと全然気にしなくっていいのね。。 ・・・いっぱい言いたいことがあるけどこの辺で。じゃねー 2000/12/09 >> トップへ 【NYまっつー】その2 いやあ、NY到着です。しかも飛行機7時間遅れ。NYまで直行便1時間の所、ケチって格安・格安の航空チケットでシンシナティ空港経由にしたらまあ遅れるのなんのって。空港のロビーで「地球の歩き方NY編」読破したって7時間待ちはキツイ。でも夜10:00に空港からマンハッタンに向かう夜景はやっぱさすがだね。お台場の電車ゆりかもめからみた浜松町を成長させてパリとくっつけたみたい。(ちょっとわかりずらいか)。マンハッタン島の中心地ミッドタウン近辺のホテルしかなくて(ちょっと高い)そのままホテルに向かったんだけど、57ストリートや街のクリスマスイルミネーションが赤や青やオレンジ色でしかも超高層ビルのオレンジや巨大電飾ライティングと重なって、ううーん、ん?なんか光るロボコップみたいな人がいるぞ?おおー、この隣の純白のリムジンは何メートルあるのゃ??なんてかなりの「おのぼりさん」になってしまった・・・とほほ。ホテルで部屋に入ってテレビをつけたら日本のアニメ「ドラゴンボールZ」がやっていてべジータが強敵セルを宇宙の果てまでとどくカメハメ波でやっつけていた。あぁ?、セルも死んだのか?いいや、生きている!!・・・なんか長い時間待ちすぎてちょっと頭壊れたかな。きょうはもう寝よっと。 2000/12/08 >> トップへ 【NYまっつー】その1 お友達とのメールのやりとりです。 人種差別とか偏見、に関してです。
> 今、大久保の調査をやっています。 **在日韓国人は何人か知り合いがいるけど、彼らからしてみれば日本はある程度韓国よりも進んで見えるって女の子の学生の友達は言ってたよ。ある意味あこがれチックなものがあるらしい・・・(彼女にとってはだけどね。)
> いろいろ話を聞いたけど、 **僕もそう思います。
> あんまり関係ないっていうか。 **スペインに行ったとき寝台列車でとても臭い(笑)アフリカ人と一緒になったんだけど、彼は2002ワールドカップを見に日本に来るんだって。。そんなやつまでもワールドカップを見に来てしまうのだから、ある意味第2次開国だよね。沢山身近にへんな外国人が来ると思われるので日本の対応が今から楽しみだよ。。スリの集団なんかもワンサと来たりしてね。。
> それに、日本に滞在している欧米の人って、お金持ちというか、官僚とかエンジ
**まあ金がないと海は渡れないからね。どんぶらこって来る訳にもいかないし。あ、そういうのあったよ。ボートピープルとかいうやつ。僕は基本的にアラブ系は好きだけどね。遺伝子がちょっと似てるのかも?! 【デトロイトで、ジャージ男?!】 松永です。無事デトロイト到着です。カナダ上空は白銀の世界でちょっと不安になりましたが、ここデトロイト・アンナバーは氷点下1度だけれども何とか過ごせそうです。パキスタン人のタクシーで「YOUとMEは友達ね!」という変な会話をしたあとスーパーに買い出し、夜はコテコテなアメリカンステーキを食べに行きました。風の冷たさはスキー場で山頂から滑り降りるときのそれと似ていて、ズボンの下に履いたジャージ(笑)が威力絶大です。ケーブルテレビが発達しているようで70近いチャンネルがあり、見ていて飽きないのですが、夜は暇なのでメールを日記代わりにしてしまっています。 2000/12/05 >> トップへ |
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